イベントレポート

リタイヤ世代から女子高生まで参加!HAKUTOのファンミーティングに潜入

2016.06.01

2016年4月24日に、六本木アークヒルズ内のARK HILLS CAFE,Tokyoで『HAKUTO FAN MEETING 2016 SPRING』が開催されました。『HAKUTO FAN MEETING』はHAKUTOファンが集まる内容盛りだくさんのイベントで、今回で通算4回目。リタイヤ世代から女子高生まで幅広い層が訪れた本イベントの様子を、ライター笹林司がレポートします。

HAKUTOの応援者が集う、ファンミーティング

2016年4月24日、日曜日。通算4回目となる『HAKUTO FAN MEETING 2016 SPRING』が開催されました。イベントに参加したのは「HAKUTO SUPPORTERS CLUB」に入会している「クルー」「サポーター」と呼ばれる会員を始めとした、HAKUTOのチャレンジを応援したいファンの方々です。

会場となった六本木アークヒルズのカフェ、ARK HILLS CAFE,Tokyo

17:30の開場にあわせて、リタイヤ世代から学生風の男性など、幅広い年齢層のHAKUTOファンが続々と入場してきました。「宇宙に興味を持っている」というと男性のイメージが強いかもしれませんが、若い女性の姿も目立ちます。女子同士での参加や制服姿で訪れた女子高生も発見。あとで話を聞いてみましょう。

KDDIの宣伝部長とHAKUTO代表の袴田氏の対談で語られたCM裏話

HAKUTO代表の袴田武史氏の挨拶からファンミーティングがスタートし、まずは「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」の紹介から。モニターに流し出されるのは、おなじみの テレビCM「実験篇」です。上映後、このCMを担当したKDDIの宣伝部長、矢野絹子氏と袴田氏の対談が始まりました。

「KDDIは衛星通信事業を長らく手掛けており、宇宙と聞くと心が躍る会社。HAKUTOのパートナーになるお話をいただいたときは、ぜひ一緒にやりたいと強く思いました」と語る矢野氏に、「KDDIはHAKUTOのチャレンジを理解してくれているのはもちろん、通信技術も提供していただける。親和性が高いんです」と袴田氏。

袴田氏の「チャレンジを理解してくれる」という発言に対して、矢野氏は「KDDIはチャレンジャー精神を忘れない会社。そういう意味でもHAKUTOに共鳴できました」と答えていました。

KDDIの宣伝部長、矢野絹子氏

そして、話題は冒頭に上映された「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」のテレビCMに移ります。矢野氏いわく「まだ、このプロジェクトを知らない人も多いと思います。今見てもらったCMをきっかけに、日本全国でHAKUTOを盛り上げていきたい。裾野を広げる第一歩ですね」とのこと。

どのようなCMにするか迷ったそうですが、「とにかくローバーが魅力的で素敵だったので、ローバーをヒーローにしよう」と決めたそうです。出来上がったCMに対しては、「ローバーが月に向かって走る姿が可愛い。あれが月に行くと思うと応援したくなります」と感想を述べていました。

対談の最後、袴田氏は「宇宙開発は、技術面だけでなく資金面や法律面も関わる非常に困難なチャレンジ。HAKUTOはそういったハードルを一つひとつ取り除きながら前に進んでいます。その姿を多くの人に伝えることで、みなさんにもより大きなチャレンジに挑んでいただき、世の中をよくしてほしいと思っています」と大きな夢を語り、対談を締めくりました。

HAKUTO代表の袴田武史氏

お宝級のグッズも出品されて、大盛り上がりのオークション大会

対談後は、HAKUTOのエンジニア、田中利樹氏によるローバー開発の進捗状況報告です。振動・放射線・熱真空試験やKDDIとの共同通信実験などを行い、ローバーが劇的に進化していることが伝えられました。ちなみに、試験の様子は こちらの記事でもご紹介しています。

進捗報告後は、タブレットで動かすことができる四輪ローバーがお目見え。これまで操縦体験ができるのは二輪ローバーだけだったのですが、新たに四輪ローバーでも可能になったそう。5月13日、14日に開催された『SLUSH ASIA 2016』でも展示され、たくさんの人で賑わっていたそうです。

HAKUTOのエンジニア、田中利樹氏
タブレットの操作画面には「開発中」の文字が

そしてここからは、今回のイベントで初めて実施することになったという「オークション企画」。収益はHAKUTOプロジェクトの運営費になるということで、スタッフも力が入っているようです。

出品されたのは、ローバーの試作機「PFM1」のホイール、HAKUTOのエンブレムとロゴが入ったテーブルクロス、イベント時に飾られるタペストリー、ローバーの試作機「PFM1」のミニチュアモデル、そして日本経済新聞の全面広告に使われたFMコンセプト模型と月面ジオラマのセットの5点。HAKUTOメンバーの盛り上げもあり、すべてなかなかの金額で落札されていました。

オークションの商品、FMコンセプト模型と月面ジオラマのセット

ローバーの試作機のホイールを落札した男性に話を聞くと、「袴田さんの講演を聞いてHAKUTO SUPPORTERS CLUBに入りました。自分も医療機器や産業機器などのモノづくりに携わる仕事をしているので、実際に使われたものを手に入れられて嬉しいです」とのこと。

また、ローバーの試作機のミニチュアモデルを落札した男性は、「自宅のリビングに飾ります。オークションに参加したことで、月までの38万kmのうち、1cm分でも協力できれば嬉しい」と語ってくれました。HAKUTOは、ファンのみなさまにも支えられているんですね。

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